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弘前へ行ってきました

2013.6.18

日常の器たち、羨ましい
花梨のフローリングと漆の家具の組合せが美しい
家具のディテールと器のコラボレーション
ダイニングの家具も、もちろん作品です 強烈な質感!
器を四つ購入、箸は大学就任祝いとしてプレゼントしてくれました

弘前在住の大学寮生活時代の知人(一年下の工芸科漆芸の後輩)宅へお邪魔しました。彼は大学院修了後、すぐに(現)青森県産業技術センターの弘前地域研究所に赴任してはや20年が経ちますが、過去に一度だけ訪問したことがありました。
確か1997年の夏、MTBのダウンヒルジャパンシリーズ参戦(当時GT Japanのサポートを受けてダウンヒルレーサーとして活動中でした)のため青森を訪れた時のことです。青森県モヤヒルズスキー場でのレース終了後、こともあろうか余興で地元高校生とローラースライダー(結構本格的なローラールージュ?)での勝負で、ムキにになって最終コーナーをノーブレーキで突っ込んだ挙げ句、大きくバンクから飛び出して左腕に大きな擦過傷を追ってしまい、血だらけの状態での訪問だったと記憶しています。今も傷跡が残ってます・・・
まあ寮時代から、とんでもなく周囲に迷惑をかけ続けてきた訳ですが、 そのときの訪問からまた16年ぶりの再会は、なんとか少しはオトナになった印象を与えたのじゃないかと想像します。笑
青森のお酒を奥さんの作品である漆の器で御馳走になりつつ、青森の工芸と産業の研究と開発、そして発信に力を注いでいる彼の話の内容からは、学生時代の「ものづくり」へ対する想いに、更なる磨きと気合いがかかったように感じ取れました。その想いは自己表現から社会への提案に昇華していたように感じます。思えば僕自身、現在の「ものづくり」に対する想いは、まさしく社会、そして世界への問いかけへと変化しています。彼との久しぶりの会話のなかで、「もの」を「つくる」という行為の意味を初心に返って再考するよい機会を持つことができたことに感謝し、まだまだこれからが始まりなのだ!と気合いが入る再会でした。

2013年

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