サポサポ project vol.14
2016.06
サポサポ projectは、東日本大震災の4か月後から始まった、東京芸術大学美術学部卒業生による3.11復興支援プロジェクトです。
アートとデザインの力によって復興に貢献することを目的とした作品販売によるボランティア活動です。ポストカードやアートグッズを展示販売し、その売上げは被災地でボランティアの方々によって有効活用されます。
普段では手に入れることが難しい魅力的で愛情ある作家作品が数多く出品され、回を重ねるにしたがって、たくさんの来場者で賑わっています。今回もまた多くの方々がこの展覧会を訪れてくれることを心から願っています。
2016年6月24日(金)~26日(日)
11:00~19:00(初日は15:00〜)
ギャラリー5610
東京都港区南青山5-6-10・5610番館
Tel:03-3407-5610
http://www.deska.jp/exhibition_onview
僕の出展作品は前回出品から引き続き、積み木パズル(Bara-Block ishigaki)です。
石垣がヒントとなったこの積み木の遊び方はさまざま。
パズル遊び:バラバラにして元の石垣に戻すパズルに挑戦する。10個の木片で構成された4パターンの木片40個を全て元の状態に戻すのはルービックキューブより難しいかも・・・(ちなみにこの積み木も40個でキューブになります)
積み木遊び:机の上に並べて石庭をイメージさせたり、アーチを組んでみたり、絶妙なバランスに挑戦して高さを競ってみたり。
ひとつひとつの木片は、無垢の木材から丁寧に削り出されています。無垢の木が持つ自然な優しさに触れながら遊んでいくうちに、自然につく手垢やキズが時間と共に記憶の痕跡となって愛着につながっていくことを目指しました。
デザイン:今中 隆介
制作協力:萩原製作所(秋田)
http://hagiwara-kagu.com