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ジクス株式会社 オフィス移転設計

2014.7.18

ゾーニングメモ
ゾーニングメモ
施工前の状態(現場調査)
施工前の状態(現場調査)
完成
完成
施工中の様子01〜手前がファクトリーエリア
施工中の様子01〜手前がファクトリーエリア
施工中の様子02〜ある意味で日本家屋のよう
施工中の様子02〜ある意味で日本家屋のよう
施工中の様子03〜オフィスエリアの棚(大胆な外窓との取り合い)
施工中の様子03〜オフィスエリアの棚(大胆な外窓との取り合い)
施工中の様子04〜オフィスエリアのエントランス
施工中の様子04〜オフィスエリアのエントランス
3D CADによる構造パース
3D CADによる構造パース

ジクス株式会社は、私の最も信頼しているクライアントのひとつです。業務拡充に伴いオフィスを移転するということで、設計施工のお手伝いをさせていただきました。

移転先となったスペースは、元々は倉庫や工場を用途としただだっ広いなんの変哲もない76坪(約250㎡)の空間・・・

そこに、 オフィススペース、ミーティング&カフェエリア、VIPミーティングルーム、コンパクトショールーム、ファクトリーエリア、ストックヤードの6つの機能空間をプロットする依頼でした。将来的に更なる企業規模拡大を目指し約10年後には再び移転をすることを見越して「出来る限りのローコストで」という条件つき。

ローコストには強烈な提案力が必要となります。「安い」を常識的で従来的な考え方や、ただ単に安い素材を使うという答え方では限界があります。

今回の設計も、76坪の空間に6つの機能空間を施工するにはどんなに安い素材を使ったとしてもとても厳しい条件でした。

そこで捻りだしたのが、

①元々の空間(箱)には一切手を入れない。

②内側に既存壁と既存天井を生かしつつ、もう一つの空間(箱)を作る。

③それによって区切られて残ったスペースが、6つのうち2つのファクトリーエリア、ストックヤードとなる。

①~③のゾーニングによって施工エリアは全体の60%のみとなり、設計面積に対して施工費をその60%のエリアに集中させることが可能となった。題して「マトリョーシカ設計」。笑

この設計にはもう一つの特徴がある。それは、間仕切りは全て同じサイズの建具で出来ており、空間の使用用途により自在に部屋を広げたり縮めたり、気候の良い季節は随所の建具をオープンにすることで、エアコンに頼ることなく自然の心地よい空気や風を感じながら仕事ができる空間になっている。まあこれは、昔の一般的な日本家屋と一緒(襖や障子を外すのと同じ)で、何も新しいことではありませんが・・・

この他、ディテールには様々工夫を詰め込んでいいますが、ここでは話が長くなるのでここでおしまいにしておきます。

また、写真は竣工時の記録を撮るタイミングがなく少々わかりにくいですが・・・

ジクス株式会社 → www.gics.co.jp

ジクス株式会社 印刷検査カメラのデザイン
→ r-homeworks.jp/work/2010/539

 

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